【速報】2023年の夏からTOEFLテストの試験時間が3→2時間に!

Summary
日本から海外大学を目指す中高生が気をつけるべき点とは? 1. TOEFL iBT®テストの変更点 2. 変更による海外大学を目指す学生へのメリット・デメリット
2023年4月、TOEFL等のテストの開発、実施、採点を行っているアメリカの非営利団体ETS (Educational Testing Service)が、TOEFL iBT®テストの試験内容・形式等を一部変更することを発表しました。
海外大学受験に必須のTOEFLのテストはどう変わったの?
ETS Japanが4月12日付に公開した最新情報によると、2023年の7月26日よりTOEFLテストの形式が以下のように変わります。
①試験時間が3→2時間に
② Writingが1問変更、回答時間が3分の1に
※これらの変更点は、会場受験、自宅受験(TOEFL iBT®︎ Home Edition)の両テストに適用されます。
【変更点の詳細】
①試験時間が3→2時間に
- Readingはパッセージ2つ(計20問)に短縮
- Reading、Listeningのスコアに加算されない問題(ダミー問題)の撤廃
- 各セクションのInstructionとナビゲーションの簡素化
- 休憩時間の撤廃
② Writingが1問変更、回答時間が3分の1に
- Independent taskがWriting for an Academic Discussion taskに変更(30分→10分に短縮)
- Academic Discussion taskでは、Instruction、教授の質問、他の生徒の回答を読んだ後、他の生徒の意見も参考にしながら自分の意見を回答
- Writingのスコア採点基準(Rubrics)が、Independent Writing RubricsからWriting for an Academic Discussion Rubricsに変更
テスト形式の変更により、どんなメリット・デメリットがあるの?
結論から申し上げますと、今回のテスト形式の変更は海外大学受験生にとって大きなメリットに!
例えば…
- 3時間から2時間に変更されたことでテストがさらに受けやすくなった!
- ダミー問題がなくなったので、テスト準備への努力が最大限スコアに反映!
- 受験料の変更はないので、費用の心配も必要無し!
要注意!受験生が押さえておきたい注意点
変更点をしっかり押さえた上でより戦略的な対策を!
海外大学受験の競争率はますます高まり、アメリカの名門大学のアイビーリーグ8校への出願では、TOEFL iBT®︎ テストスコア120点満点中最低100点が求められます。
各大学が求めるTOEFL iBT®︎スコア(各大学ウェブサイト発表)
- ハーバード大学→100点
- イェール大学→100点
- ペンシルバニア大学→100点
- プリンストン大学→100点
- コロンビア大学→105点
- ブラウン大学→100点
- ダートマス大学→100点
- コーネル大学→100点
※各大学が求める最低スコアは、今後変更する場合があるので、各大学のウェブサイトにてご確認ください。
アイビーリーグ以外を受ける方も、大学が求めるスコアを把握してテスト対策を行なっていくのが合格へのカギとなります。
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